「鳥類モニタリング調査」とは、お台場海浜公園内防波堤内にて鳥類を調べることによって、どんな鳥がこの2島にいるのかを平成27年から年4回毎年調査を実施しています。 鳥類の生息環境の保全について検討するために、鳥類の基礎的なデータを収集する必要があると考えています。
今後、桜が成長し花を咲かせ、植物等を植栽し、花を多くすることによりどのような鳥類が集まるのか、この調査を通じて、身のまわりの生き物への関心を高め、環境について考え、行動します。
調査方法
船上センサス
鳥の島の2島の50m程度沖を船舶により定速で周回しながら、鳥の島及び周辺を観察し、目視または鳴き声などで確認された鳥類の種名、個体数、行動などを記録した。特にさえずりや餌運びなどの繁殖行動に注意した。ラインセンサス
各島の岸沿いを縦断するセンサスルートを設定し、時速1~2km程度の速度で歩きながら目視または鳴き声などで確認された鳥類の種名、個体数、行動などを記録した。特にさえずりや餌運びなどの繁殖行動に注意した。センサスルートは各島に1本を設定し、観察範囲は片側50m(両側100m)とした。定点観察調査
2島の各2点に眺望の卓越した定点を設定し、目視または鳴き声などで確認された鳥類の種名、個体数、行動などを記録した。特にさえずりや餌運びなどの繁殖行動に注意した。観察半径は50m程度、調査時間は各30分間とした。任意観察調査
鳥の島の2島を任意に踏査し、目視または鳴き声などで確認された鳥類の種名、個体数、行動などを記録した。特にさえずりや餌運びなどの繁殖行動に注意した。