普段からお台場の水域を利用している各屋形船及びこの会に賛同する組織が互いに連携し、お台場水域の魅力の推進を図りたいとの思いで、この度平成25年7月15日お台場海づくり協議会が発足しました。この協議会では、プロジェクトとして、まず日本で最も愛されている桜に着目しました。桜は日本では平安時代の国風文化の影響以降、花の代名詞になり、春の花の中でも特別な位置を占めるようになりました。桜の下の花見は風物詩であり、開花時期は関東以西の平地では3月下旬から年度の始まりである4月半ば頃が多いことから、新しい転機を彩る花にもなっています。日本人に取って桜は特別な花であり、他の花とは別格の愛情を注がれてきました。多くの人々に愛される桜をお台場のレインボーブリッジ近くの島、「お台場海浜公園内旧防波堤」のお台場側に桜を植樹することで、水域周辺の地域への新たな魅力を提供、街の活性化に繋げ、桜の新名所として、新たな観光振興を推進していきたいというのがこのプロジェクトです。
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桜の種類
代表的な桜〈財〉日本花の会
大漁桜(タイリョウサクラ)
花色が鯛の色に似ているのでこの名がつけらたといわれています。
早咲きの大島桜の種子を熱海市営農場で播種、育成した苗から選抜されました。全ての花に旗弁があります。染井吉野(ソメイヨシノ)
江戸時代末期に江戸染井村(現東京都豊島区)の植木屋が「吉野桜」として売り出したと伝えられています。
1900年に藤野寄命が発表した論文によりはじめて染井吉野と名づけられました。大島桜と江戸彼岸の雑種と推定されます。
その起源については伊豆半島で自然にできたものを染井村の植木屋が持って帰り、苗を増殖して売り出したものといわれていましたが、最近では染井村で作り出されたとする説もあります。八重紅大島(ヤエベニオオシマ)
大島桜の花が八重咲き、淡紅色に変化した品種といわれていますが、大島桜と里桜が交雑してできたものであるという説もあります。大島桜と同様に潮風に強いという性質があります。一葉(イチヨウ)
もと東京の荒川堤で栽培されていた品種です。花の中にある1本の雌しべが葉化していることからこの名がつけられました。